製本直送で素人でも本作れたよ!
知識ガバガバのど素人でも割と綺麗に同人本作れたの嬉しすぎて書く。
これ見てやってみて!っていうより自分が忘れないようにのメモ。説明は雑。全く参考にならない本の作り方。
作ったのは192ページのA6文庫本。印刷会社は製本直送.com。PDF原稿と表紙だけ用意すればよかったから凄く助かった。
裏表の絵も自作。アイビスでできた!!!!!
用意したもの
・製本直送のWord用テンプレート(本文用)
完成したらPDFに変換する。変換の仕方はWordのファイル→エクスポートから変換。
・源ちょうこぶりフォントv6(本文用)
普通のWordに入ってないフォント。実際の小説のフォントに近いらしい。あと濁点喘ぎに使えるって書いてた()
検索して無料ダウンロードできる。なんかフォントって滅茶苦茶あってよくわからないけれど、世の中には見ただけで何フォントかわかる人いるんだろうなって直感した。
凄い便利。Illustratorとかメディバン使えたらいいのに使い方がわからないからずっとこれ。無料。使い方はよくわかってないけど、豊富なペンが試せて楽しい。
・無料表紙制作サイト canva(表紙用)
メアドとパスワード設定したら使える。無料で豊富な写真やイラストが使える。センスさえあればとんでもない表紙ができる。私はなかった。使い方はちゃんと載ってるし簡単に使える。王冠がついてる物は有料だから注意。PDFや 色々な形態で高画質で保存できる。凄い。これで本の表紙とかポスターとか簡単に作れる。
以下ほんとにメモ。
1.本文を作る。
8年間ぐらいずっと描いてる一次創作を今回短編の小説として書いた。夏休みで終わらせようと思ってたのに終わんなくて結局冬まで掛かっちゃった。でも凄く楽しかった。こんなに楽しいのに人に言えないの悲しいね。
自分でも忘れそうな小説のポイント
・セリフ「」は1文字下げない。
本読んでると割とキリのいいとこで1文字空けられてるけど、「」のセリフは1文字空けない。また、「」内のセリフの終わりは「。」をつけない。
・時間経過を表す線は ーーーじゃなくて──(けいせん)。
これTwitterで得た知識。今までーーーって書いてた。線のこと罫線って言うんだね。
・「…」を使う場合2つ分(……)使う。
これも知らなかった。いつも1つで使うし…。
小説の時は2個分……。
色々苦労したところがあったけれど正直それはWord初心者なせいだからもしWordで本文を作る時困ることがあったら検索したら大体は解決する。知識不足だった。
表紙制作
正直表紙は適当に調べた知識を見よう見まねでやったからこれがあってるのかわからないけど、一応アイビスで表紙作れるってことが自分の中で衝撃だったから書いとく。もっと良い方法がある気がする。
ピクセルというものが調べても全く分からなかった。
まずアイビスで表紙を作る。多分大きさは指定してないかな? そのままで作る。完成したらカメラの方に保存する。私はスマホで作ってパソコンの大学のメアドに送ってパソコンに取り入れた。
canvaを使う。表紙として完成した時にボケボケになったら絶対嫌だったから、今回文庫本サイズの大きさよりも大きいサイズをカスタムで設定した。
アイビスで作ったイラストをcanvaにアップロードする。余白ができないようにぴったり張り付ける。スタンプとか入れたかったらこの時入れとく。完成したら保存でPDFとして保存する。これで完成。
製本直送を開く。予め会員登録しておいて、マイページに行く。新しい原稿を登録して注文を押す。表紙作成コースを押す。表紙を新規作成を押す。
もしIlustratorかPhotoshopがあればそのまま完成済み表紙として入稿できるけど、私はそれを持ってないからブックジェネレーターを起動させる。自分の本のサイズを設定して、作った表表紙、裏表紙を張り付ける。ブックジェネレーターを使うとちゃんと一枚の絵たちが一枚の表紙として作れるから凄く便利。完成したら、そのまま入稿に進んでPDF変換した本文をアップロードする。
だいたいこんな感じかな。このブログ作ってからすぐ書こうと思ってたのにもう三か月くらい経ってから書いているからとてもざっくりしてる。
とりあえず、これでできた! 普通の配達にしたから、入稿して届くまで2週間弱ぐらいだったかな。
以下感想
知識ゼロから作ったけどちゃんとできたの凄い嬉しい。自分にしかわからないキャラ設定とか、キャラ同士の関係とか詰め込みまくってほんとに自己満足だなって思った。最初は80ページの薄い本にしようと思ってたのにいつのまにかあれもこれもで書きまくって192ページにもなってた。しかも10ページほどあとがきとかこのキャラが生まれた理由とかそんなことばかり書いた。あと目次の作り方とか、ノンブルの入れ方、一部分だけ横書きにする方法とか、Wordの基礎知識が身に付いた。むっず。あと完成したらミスに気が付いた。悔しい。
世の中の人、締め切り設定して本文作って、背景も作って入稿してイベント会場で売ってるって本当に凄い。私もboothとかで本出してみたいけれど、今回誰にも見せないからのびのび書いたこともあって、人に読んでもらう本を作るの難し!ってなった。働きながら同人誌作ってイベントで売る人めちゃくちゃ凄い。自分で本作ってみて改めて思った。あと、だからこそフォロワーの人が本作ったら買いたい。
これは!私が作った!世界で一つだけの本です!ってできるの楽しい!!!!!
今度は一次創作の長編に挑戦してます。人に見せたりネットに公開したりすることはないと思うけど。いつか二次創作の本作って人に見てもらえたらいいな。
製本直送は一冊からでも作れる。しかも、これが一番大きかったんだけど本当に安い。文庫本は本当に安い。192ページって割と太めだったし、表紙にマット加工してるのに1000円以内で収まってる。送料も250ページ以下は240円でマジで安い。あとアプリ系全くわからなくて、大学でWordとPDFの使い方だけ勉強した身にとってPDF入稿は本当にありがたかった。あと説明が他の印刷所よりわかりやすかった。
箔押しがしたかったり、豊富な紙の種類を求めている人にはあまり向いてないかも。
次に向けての改善点メモ
・物語の終わりの空白のページのヘッダーに入ってるタイトルは消す。
・ヘッダーに入ってるタイトルやノンブルは本文よりフォントを小さくする。
・こまめに保存とコピーを取っておく。
・挿絵入れてみる
・ページを決めて誤字脱字をなくすようにする。
本当にちょっとずつだけど進めて今年も作れたらいいな。